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水たまりと症状は似ていて

4月になりましたね!嬉しい!春!嬉しい!

 

寒いのが本当に苦手なので、何っ度でも言いたくなるくらい嬉しいのですが、

乾燥していた時期を抜け、徐々に雨が増えてくる時期でもありますね。

 

始まりの日に雨が降ることが多いのは、きっとまずは何を始めるにも【材料】が必要で、

特に水は大事なものだからこの時期に沢山降るんだろうなぁ、なんてよく思います。

 

雨が降った後の水たまりも、なんとなく可愛らしい存在として見てしまいます。

 

大雨が降ると、住んでいる家の前にいつも大きな水たまりができて、

それをひょいっと軽く飛び越えるようなカタチで避けます。

ケガをしないように気を付けつつ、なんとなくアスレチック感覚で楽しい気持ちにもなります。

症状は水たまりに似ている

私はよく患者さまに症状の説明をする際に、

「症状は水たまりに似ている」

というお話をします。

 

雨が降ると、何故か毎回同じところに水たまりができます。

それはその部分が他の場所よりも窪んでいたり、削れて溝になっているからだと思います。

 

「運動をすると何故か同じ場所が毎回痛くなる」という人は多いかと思われます。

 

運動をし【負担】という”雨”が身体に及んだ場合、

もし【異常】や【ウィークポイント】があれば、

その”窪み”に【症状】という”水たまり”ができます。

 

水たまりがあればいつものようなお散歩や移動をするのに不快や不便を感じるように、

症状が現れれば、日常生活に支障をきたします。

 

小さな水たまりであれば、陽が出ればすぐに乾きますが、

大きく深い水たまりであると、なかなか乾かずしばらく残ります。

 

「もう水たまりなんか出来てほしくない!」と思えば、

その窪みを埋めたり、雨が溜まらないように水はけを良くしたり、屋根をつけて対策をします。

 

同じように、「運動の度に症状なんか出てほしくない!」と思えば、

その部位の状態をよくすることで、負担を分散させて溜まらないようにしたり、負担がその部位に向かわないようにすることも可能です。

または、もし症状が生まれても早く引くような基盤を作ることもできます。

 

私は腰痛持ちなので、たまの無理がかかると腰に”水たまり”ができます。

 

ですが、長い経験と対策があるので、できても小さい水たまりですし、乾くのも早いです。

水たまりを踏まないように避ける歩き方も知っているので、生活への影響も軽微で済みます。

 

雨が降れば必ず生まれるそんな色んな”水たまり”を見ながら、

春が来て、暖かい日が増えるのが本当に嬉しいなぁ~!と、

ルンルンで踊るように水たまりを避けています。

 

春!嬉しい!