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この「世界」を救うのはアナタ ~自己治癒力~

好きな景色

街や星空などのタイムラプスの動画や写真が好きです。

移動している物体が光の線になって視える。

綺麗だなぁという感想と、

何か底知れないエネルギーのようなものに圧倒される感覚があります。

 

 

たまに、仕事終わりの遅い時間に、電車に乗って大宮や都内まで散歩に行くのが好きです。

高いビルが並び、道路が張り巡らされ、線路が方々に伸びていく景色を眺めながら歩くと、

人間ってすごいなぁ。1人じゃこれはできないよなぁ。今も働いてくれている人がいるんだなぁ。

と、普段は忘れがちな「世界」を思い出させてくれます。

 

 

そんな景色とタイムラプスの映像を頭の中で重ねてみると、

まるで街が「人間の身体」に似ている気がしてきます。

 

 

道路や線路が血管で、その中を各場所まで人やモノが運ばれていく。

それを繰り返すことでよりこの「世界」が快適に回っていくように、

必要なものは作られ、不必要なものは取り除かれ、維持・発展をしていく。

 

 

この「世界」は私達の生活の為に働いてくれながら、

また私達もこの「世界」のために働いている。

 

 

この循環のバランスこそが、安定した生活のバランスなのだろうなと思います。

 

 

身体という「世界」

では実際の私達の身体はどうかというと、

まさにその通りだなと思います。

 

 

「恒常性(こうじょうせい)」という言葉があります。

私達の業界では「ホメオスタシス」とも呼んで、

「身体を一定に保とうとする性質・能力」のことです。

 

 

しかし「一定に保つ」といっても「全く動かずにキープする」という事ではありません。

「常に動き、変化を続けるが故に、変わらないように見える」ということです。

まさにタイムラプスで移動していた車が線に見えるように、

地球が回っている結果、北極星を中心に星の軌跡が綺麗な円になって見えるように、

安定した動きの連続が、安定した形となります。

 

 

このホメオスタシスが正常に働いていれば、

もし身体に損傷や、外からの負担・ストレスがあっても、

環境を一定に保とうとする「自己治癒力」によって自然と回復に向かいます。

 

 

ですが、時間が経過してもなかなか症状が改善されない・・

そういう場合もよくありますよね。

 

 

そんな時に考えられるものは、

・自己治癒力の能力を超えているような負担・損傷を受けている。

・自己治癒力が充分に発揮できない環境になっている。

という場合です。

 

 

この自分の身体という「世界」が混乱し、滞ってしまっている。

そんな“世界”を救えるのは、他ならぬアナタしかいません。

 

 

あなたがこの世界のリーダー・道しるべとなって、

負担の量を調節したり、必要であれば自己治癒力を邪魔している要因を業者(医療機関など)を派遣して解決してもらう。

そうすることでまた世界が上手く流れ廻るようになり、ホメオスタシスが正常に働きだします。

 

 

そうなれば身体の中の組織達もきっと嬉しいでしょう。

私達の中の住民達に感謝しながら、

私もまた、この「世界」が心地よく回るために役に立てる存在になるぞ!と、
気持ちよくお散歩をしながらこの「世界」を見る度に思うんです。