足首に関わらずですが、捻挫を少し甘く考えている方が多いように見受けられます。
足首以外の関節や筋肉の症状でも、施術の際に足首を確認することがありますが、“あ、この方は過去に捻挫の経験をしているな”というのは見る人が見ればすぐにわかってしまいます。
このようなことは当てはまらないでしょうか。
・何故か同じところを捻ったり痛めたりする。
・うまく踏ん張り効かない。力が入らない。
・踵(かかと)をつけてしゃがめない。
・足首をケガして以来なぜか腰や膝などの関係ないところも痛い。 などなど
腫れや熱、痛みが引いたとしても、炎症反応が収まっただけで、まだその関節や周りの組織は異常が残っていることがほとんどです。
当院ではその残った機能異常までしっかり検査・施術をし、ケアをしていくことを心掛けています。
左側(良い側)と比べて右側(悪い側)は足首がうまく上がらずに止まってしまっているのがわかります。
もし“関節の固さ”による症状であるとわかれば、器具や手技を使い矯正をして正しい機能を取り戻します。
上の写真のような道具を使う以外にもいくつもその施術の方法があり、患者さまの状態や身体に合わせてそれを選び安全に施術をしていきます。
“固定”とは時期によってはとても重要なアプローチですが、本来の関節の機能を制限するものでもあります。
固定ではなく、写真のような組織の機能を取り戻す為のテーピングをしたりなどして、
本来体重を支えるという大仕事をしている足首の機能を高め、負担を減らし、より早く効果的に生活やスポーツ現場の復帰ができるよう目指していきます。
本当に沢山の症状を作る要素/原因があり、
そしてそれに対して、上記の判別/施術法以外にもさまざまな施術/アプローチがあります。
多くの足首のケガを施術してきたノウハウを活かし、きっとお役に立てると思いますので、一度当院にご相談下さい。