接骨院にいらっしゃる患者様の中でも比較的多い症例のひとつが、
「足関節捻挫」です。
特に活発な学生にとってはあまりにも日常茶飯事というような感じに起きていて、大したことがなければいちいち接骨院に行く必要がないと思っている方も少なくないと思いますが、
しっかり治しましょう!!!
怪我が治る時には大きく分けて2段階を経ます。
まずは、損傷した部位の組織が快方に向かい、触っても何も痛くない状態。
この状態になると、大体の方は“もう完璧に治った”と勘違いをしがちですが、実はそうではありません。
組織的にはその損傷部分はある程度回復し、痛みは感じていなくとも、
「機能的」にはまだ不完全であることがほとんどです。
機能的にもまったく異常がない状態まででようやく治ったと言えるでしょう。
痛めた側の足と健康な側の足を並べて比べると、明らかに足首の可動域に差が出たります。
それはかばっていた周りの筋肉の緊張であったり、関節自体に固さが出てしまっていたり、または損傷中痛みで使えていなかった筋肉が弱くなってしまっていることから起こることもあります。
そのような「可動域制限」は当然本来の筋肉の出力を落としてしまったり、余計な筋肉の緊張を生み、
挙句、長期的には関節自体への不適切なストレスにより「変形」という二度と元に戻らなくなるような状態にまでなってしまいます。
特に足関節のような体重を支える関節の異常は、姿勢全体にも影響を与え、二次的に腰痛や膝の痛みを作る要素となる場合も多々あります。
ですので「たかが」捻挫。「されど」捻挫です!
特にスポーツをしている方にはパフォーマンスにも大きく関わってくるので本当に大事なことです。
常月接骨院では機能的な異常までしっかりとケアをしています。
その機能異常も、「関節が固い」のか「筋肉が固い」のか「筋肉が弱い」のか「その他の軟部組織動きが悪い」のかなどの原因の違いでアプローチが全く変わっていきます。
より長く競技を楽しむために、そして当たり前の歩行や当たり前のしゃがみ動作などができなくなるのではという不安を取り除くためにも、一緒に向き合っていきましょう!
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